
野菜ヘの思いを一言で言うとしたら、「過保護にしない!」ということです。
農業を始めたばかりは、野菜が我が子のように可愛くなってしまい、ついつい過保護になっていました(ほとんど失敗しました)。不思議と野菜も甘えるようになるのかなぁと、思うようになりました。
「過保護にしない!」だからといって、放っておくの?と、いうわけでもありません。自力で育ちやすい環境を作ってあげることが、野菜への愛情だと考えています。

当農場では、生産者自らが日常で安心して食べることができる野菜をお客様のもとへお届けできるよう、肥料や品質にこだわって生産をしております。

当農場では、肥料にもこだわっており、有用微生物入りオーガニック肥料Benir du lac(湖の恵)シリーズを使用しております。
湖の恵は、琵琶湖の水草を土壌微生物の力で丹念に微生物発酵した有機特殊肥料です。
有用微生物群(バチルス菌など)が土壌環境を整えイキイキとした植物を育て、安全で美味しい野菜をお届けすることができます。
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当農場のタマネギは有機農業技術会議 オーガニック・エコフェスタ2020 タマネギ部門にて最優秀賞を受賞いたしました。
| 分析 結果 |
DB 平均値 |
食品 成分表値 |
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|---|---|---|---|
| Brix糖度 (%) |
8.5 | 8.4 | - |
| 抗酸化力 《植物ストレス耐性力》 (mgTE/100g) |
25.2 | 11.2 | - |
| ビタミンC (mg/100g) |
29.3 | 8.7 | 8 |
| 硝酸イオン (mg/kg) |
10.0以下 | 14.6 | 微量 |
| 食味評価 | 4 嗜好型 (1~5) |
甘味:1 旨味:1 辛味:0 えぐみ:0 食感:0 香り:1 風味:1 分析型 (0を基準として-2~+2の5段階評価) |
|
※自身が慣行農業と自然栽培の2つを学んでのお話しです。
※あくまで独自の栽培方法であり、他の方が同じ栽培をされていることではありません。
《休みにくい慣行農業》
慣行農業は、農薬や除草剤、石灰や化成肥料を使い、薬剤散布や追肥の計画に沿って仕事をします。
僕も農業を始めた時は、農家の先輩方から「自然栽培なんてできんできん。無理無理。」といった圧力で、結局、嫌々ではありますが慣行農法を勉強し、現在の農業を学び、約3年間は慣行農業で働きました。
健康とは程遠い内容で、もともとホテルマンだった僕は、体に優しい野菜を栽培したい!とは全くの真逆の慣行農業。
言われるがままに、教えてもらった通りに作業を行いました。
感じたことは、計画が多すぎチンプンカンプン。
生産者の自由もほとんどないことに気づきました。
農業に慣れない僕は、体調を壊すことも多かったのですが、休むことができずに作業をしないといけない辛い経験がありました。
また、この仕事に慣れたいと思うことは一切ありませんでした。
《休ませていただける自然栽培》
僕が自然栽培に切り替えて数年となります。
きっかけはやはり「休ませていただける農業」にしたいということです。
言い方を悪く言えば、少しでも楽に仕事がしたいというのが本音なのかもしれません。
働きやすい時間に働き、また時間内懸命に仕事し、仕事後は自分時間が取れること。
今の時代、外の業務だけではなく、ITなどの事務も関わることがとても多くなったように思います。
多くの農業従事の方々がそのように思ってらっしゃると思います。
ですが、本当に目指したいのは他にあります。
僕が自然栽培に切り替えた理由がもう一つあります。
それが「休ませていただける農業」と、いうことです。
自然栽培は慣行農業のように農薬や化学肥料は一切使いません。
その分、他の仕事に従事できるというメリットがあると感じました。
僕の自然栽培は、「野菜への思い」にも掲載させていただいております、野菜たちを過保護にしない栽培です。
雑草も野菜に支障のない程度なら生やしていて良いと思います。野菜も生きるために競争意識を発揮しますので、
生長する部分では、人が手を付けてはいけないと思っています。もともと野菜は自然の中で育ちますので、光合成が
できる環境を作るフォローをすれば良いとも考えています。
野菜たちが自力で育つ力が備わっていれば、「用事がある」、「風邪を引いて体調が悪い」、「足を痛めた」などといったときに、無理せず、安心して休ませていたいだける。
農家にとってこれほどありがたいことはないと思います。
栽培従事者が倒れてしまっては栽培どころか、何をすることもできません。
そのためには、この「休ませていただける農業」というのは、とても重要なことだと考えています。